2015年10月31日土曜日

ルターさんはこの日......

死の綱がわたしにからみつき
陰府の脅威にさらされ
苦しみと嘆きを前にして
主の御名をわたしは呼ぶ。
「どうか主よ、わたしの魂をお救いください。」
(旧約聖書 詩編116編3-4節 [新共同訳聖書] )

今日10月31日は 「宗教改革記念日」 です。
プロテスタント教会にとっては、記念すべき一日です。数えて498回目です。

1517年10月31日、ドイツ東部にあるヴィッテンベルクで、カトリックの司祭にして神学教師であったマルティン・ルターは、教会内の改革運動に着手します。彼の主張は「聖書の言葉に堅く立つ」ことでした。後にカトリック教会を破門されたルターは、持説を展開し、それがプロテスタント教会の基礎へと発展しました。


再来年は、「宗教改革500周年」を迎えますが、ドイツ国内では、この記念年のために、様々な準備がなされています。特に、カトリック教会との共同事業が各地で行われます。500年前に分かたれた2つの教会が、つながれる部分でつながり、共に歩んでいこうという姿勢は、とても大切なことだと感じます。

では、ルターが500年前にしたことが、無駄であったのか?決してそんなことはないのです。ルターがこの世に残した働きは、現在の私たちに、確かに大きな宝として受け継がれています。ルターによる宗教改革は、聖書を誰もが手にして読むことを実現したからです。

現在、私たちは本屋に行けば簡単に聖書を買うことができますし、インターネットでは、無料で聖書の言葉に触れることができます。500年前には、聖書原語(ヘブライ語・ギリシア語)の他に、ラテン語とほんの少しの言語でしか読むことのできなかった聖書が、今では自分たちの母語で聖書の言葉に親しむことができます。これは実はすごいことなのだと、改めて思わされます。

さて、今日は「クリスチャン都道府県人会」主催の、「海外の集い」へ出かけてまいりました。ゴスペル・シンガーソングライターとして活躍しているカン・サムエル宣教師とのコラボレーションによるイベントでした。サムエルさんとは、8月にプラハで開催された「ヨーロッパ・キリスト者の集い」で、初めてお目にかかってから今回で3回目の再会でした。とても、素敵な歌声にグッときますよ!

で、私は冒頭に記した詩編116編の言葉から、メッセージをしました。宗教改革記念日にちなんで、ルターの宗教改革における働きに触れながら、常に神に助けを求めながら、大胆に宗教改革に命をかけて取り組んだ姿を思い起こす、とても良い機会となりました。

ルターがいかに「聖書の言葉に堅く立つ」人物であったか。彼が時の神聖ローマ帝国議会に召喚された時に、述べた言葉を、紹介します。
「聖書の証言と明白な根拠をもって服せしめられないかぎり、私は、私が挙げた聖句に服しつづけます。私の良心は神のことばにとらえられています。なぜなら私は、教皇も公会議も信じないからです。それらはしばしば誤りを犯し、互いに矛盾していることは明白だからです。私は取り消すことはできませんし、取り消すつもりもありません。良心に反したことをするのは、確実なことでも、得策なことでもないからです。神よ、私を助けたまえ、アーメン。」(徳善義和 『マルティン・ルター ことばに生きた改革者』 p.85)
 「どうか主よ、わたしの魂をお救いください。」 (詩編116編4節)

* カン・サムエルさんのウェブサイト 
       http://www.samuelkan.com/

* 東京JCFウェブサイト(牧師の長谷川与志充先生が、「クリスチャン都道府県人会」の代表を務めておられます) 
       http://tokyojcf.com/701.html

* 深沢教会Facebookページを開設しました。「いいね!」をお願いします!
      https://www.facebook.com/fukasawac/?ref=aymt_homepage_panel

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